|
<あなたの大切な歯を守るために>
歯周病編−その2−
私は大学で8年半歯周病学を専攻し・専門医の資格を取り、毎日多くの歯周病患者様を診察してきました。
歯周病治療に一番大切なことは、予防と早期発見・早期治療であると痛感しております。左図のような状態になるまで、自分の体の一部である大切な歯を、ほっとかないでください。ここまで進行してしまうと、歯を抜かなければならなくなります。治せたとしても、完全にもとの状態に戻すことは我々専門医でも不可能です。
歯周病は虫歯と異なり、痛みが殆ど出ません。歯医者さんでの定期健診を受けられることをお勧めします。歯を失う2大疾患である歯周病も虫歯と同じで、歯周病菌といわれるばい菌(細菌)
による感染症です。そのため、口の中から悪玉菌=歯周病菌を減らしていくことが、第1の治療になります。
歯周病は生活習慣病とも呼ばれ、その人の生活習慣に大きく影響を受けます。病気になりやすい生活習慣(リスクファクター)を改善することも、重要な治療の1つとなります。その代表が喫煙・糖尿病・歯ぎしりです。喫煙は、ニコチンの作用による、免疫力の低下・歯ぐきの栄養不足が原因で吸わない人に比べ、約5倍ほど歯周病になりやすくなります。
糖尿病は免疫力の低下や歯周中のコラーゲン繊維がぼろぼろになることにより、歯周病になりやすくなります。軽い歯周病のときは、歯ブラシのときに出血する、口臭がある、などの症状があり進行すると歯が動く、しっかり噛めないなどの症状が現れます。そのままにしていると、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病 治療編
1.診査・診断
(上の写真)レントゲン診査
(左下のイラスト)ポケット診査
(右下の写真)口腔内写真
- 診査・診断は治療をする上で非常に重要な項目です。(これがんければ、大工さんが設計図を持たずに家を建てる様なものです。まともな家は建ちません)
- 病気がどのような状態にあるかを把握し、治療計画を練ります。
- 治療の合間にも、どのくらい治ったのかを判断するために行います
|